キョンセームというクリーニングクロスをご存知だろうか。
カメラ・メガネ・スマホ・テレビなど様々なものに使えるのが、キョンセームの特徴である。
私はキョンセームを気に入りすぎて、外出用と室内用で複数枚使い分けるほど。
この記事ではキョンセームについて書いていく。
キョンセームの実力
キョンセームは液晶画面についた指紋などの皮脂汚れがカンタンに落とせる。
ほんとにひと拭きで取れるからやみつきになる。
傷に敏感なメガネなどでも、キョンセームはガシガシ使うことができる。
洗浄力が強いから拭く回数が減って、磨きキズをつけるリスクが低減できる。
キョンセームはギターなどの楽器にも使用できる。
普段のお手入れであれば、乾拭きで十分。
革自身に湿度調整能力があり、ギターケースの中に、ギターと一緒にキョンセームを入れておくと効果的だそう。
ただしセーム自身が大きいものじゃないから、湿度調整機能を過信するのは良くないだろう。
キョンセームは何にでも使えるクロス
キョンセームの最大の特徴は、カメラ・メガネ・スマホ・テレビなどのあらゆるモノに使えるという点だ。
実際に手で触ってみると、革のキメかなり細かいことがわかる。
そして使い込むほどに革が柔軟になり、使い勝手が良くなる。
汚れが目立てば、何回でも洗って使えるという万能クリーニングクロスである。
キョンとは鹿の一種
キョンとは鹿の一種で、小型の鹿らしい。
もともとは中国にいたらしいけど、日本でも野生化していて外来種問題となっているそうだ。
表と裏で使い分ける
キョンセームは革だから表と裏があり、それぞれで用途が違う。
裏面は汚れを落とす力が表面に劣るが、拭くときに滑りやすいという特徴がある。
表面は裏面の性能を上回るが、新品のときでは滑りが悪い。
つまり、大きなホコリや汚れを裏面である程度取り、仕上げに表面を使うという使い分けをすると良いそうだ。
購入直後は革が硬い
革は硬化処理を行っているらしく、購入直後は硬い。
100%の性能を発揮するために、手で引っ張り、革を柔らかくする必要がある。
使用する前は、丹念にキョンセームを四方八方から引っ張り、柔軟性を出してあげよう。
キョンセームの洗い方
キョンセームは汚れても、その汚れを外に出すことはあまりないそうだ。
どうしても洗う必要が出てきた場合は、以下の手順で洗うと良い。
キョンセームの洗い方
- ぬるま湯で石鹸を使い洗う
- 乾燥は直射日光を避けて、陰干しする
- 乾燥後、硬化した革を手で揉んでほぐす
革が硬化するので、最後に揉む必要があるが、まだ少し濡れている状態で手で揉むのがベストとのことだ。
革を揉むとき、革同士を強く擦り合わすとキョンセームの性能・耐久性が落ちるので注意が必要。
キョンセームの種類
キョンセームには使用用途に応じて、サイズ、形がさまざま。
私が購入したのは20cm✗20cmと、15cm✗15cmのもの。
この他にも、スキンケア用の形状のものもある。
キョンセームは超微粒子繊維のおかげで、毛穴汚れを落とす能力にも優れているそうだ。
キョンセームまとめ
キョンセームは汚れの除去能力に優れていて、加脂・除脂能力に優れている天然素材である。
値段は少々するが、長く使うことができるクロスなので、長い目で見るとコスパは悪くないだろう。