憧れだけで「HHKB Professional HYBRID Type-S」の無刻印モデルを購入するのはとても危険だ。なぜなら刻印がないから・・・それぐらい予想できたでしょ、と思った方は大正解。そう思われても当然だ。
もともとタッチタイピングはできるし無刻印なんか余裕でしょ!と思って正直ナメてた。結果、惨敗。
刻印ありに戻そうと決意したんだけど、ただただ刻印ありの純正に戻すのは面白くないから、思い切ってHHKBキートップの印字サービスを活用してみた。
完成したキーキャップがこちら
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こちらが「遊舎工房」さんに印字依頼して完成したHHKBキートップだ。
えまって、、めちゃくちゃかっこいいんだけど!!!
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発注してから納期は2週間ほどかかった。
届くまでの期間は、キーキャップの印字がどんな風に完成するのか気になって仕方なかった笑
こんなキレイに仕上げて頂けて本当に嬉しい。かっこよすぎた。
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さりげいない文字と最低限の記号により、とてもミニマルな仕上がりになった。
アルファベットは小文字にしたことで、他にはないキーボードの雰囲気が出ている。
大満足。
キーキャップの印字サービスは「遊舎工房」さんに依頼
HHKBキートップへの印字は「遊舎工房」さんに依頼した。
このサービスは「遊舎工房」さんで準備した無刻印キーキャップに印字するというサービスであり、手持ちのキーキャップに印字してもらえる訳ではない。
価格は1.5万円ほどするが、加工費は実質1万円ほど。レーザー刻印だから自分で印字することはほぼ不可能であり、納得価格ではないだろうか。
こんな素晴らしいサービスを実施している「遊舎工房」さんにはめちゃくちゃ感謝したい!
レイアウトを自分好みにカスタマイズ
Adobe illustrator形式のテンプレートがあり、これを自分好みにカスタマイズしていく必要がある。
私はAdobe illustratorを持っていないため、iPad版Affinity Designerを使い編集を行った。
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字体はAppleのサイトなどでお馴染みの「Myriad」を使用。文字の位置は統一感が出るように慎重に位置調整を行った。
編集にかかった時間は、毎日コツコツ編集して、トータルで3〜4時間はかかったと思う。
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Affinity Designerはファイルの出力形式にAdobe illustrator用がなく、(この辺りの拡張子については全然わからん)
互換性のある「svg」という形式で出力したものを「遊舎工房」さんに送付して、データが使えるか事前に確認して頂いた。
私と同じデザインを使いたい方がいるかもしれないから、こちらからダウンロード可能にした。アルファベット大文字版も付属している。
使用するにあたり注意いただきたい点は、Mac専用記号のためWindows派は記号だけ入れ替える必要ある、というところだ。
キーキャップ交換は意外と難しい
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キーキャップの交換は、HHKBキーキャップに付属してくる道具で行う。
やってみるとわかるけどこれが意外と難しい。
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とくにシフトやスペースなどの大きなキーが大変。スペースは外すのに本当に苦労した。
コツがあれば教えてほしい。
さいごに
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ちなみにこのキーボードはトータルで5万円くらいかかっている。ただのキーボードにしてはめちゃくちゃ高い。
でも、印字はレーザ刻印で消えないし、10年くらい使う前提で考えれば、そんなに高くないかも?