iFlash-quadでiPod Classicを大容量化・バッテリー交換したら生まれ変わった

ここ数年iPod Classicのバッテリーが持たなくなったことと、パソコンとの同期が上手くいかないことが多くなったので、HDDとバッテリーを交換してみました。

HDDはそのままHDDに交換ではなく、iPodをSDカードで動かすための「iFlash」というものに交換しました。

 

目次

iFlashでSDカード化

 

HDDを交換するとなると、同等品のHDDに交換するのが普通。

しかしiFlashというSDカードアダプターを使うと、ipodをSDカードで動かことが可能になります。

 

SDカードで動かすメリット

HDDはディスクを回す分、消費する電気が多いんです。それに比べSDカードは、駆動部がないので消費する電気が少ない。

つまり電池が長持ちするようになるんですね!

iFlash SDカードアダプターを購入

iFashは海外製ですので、イギリスから取り寄せる必要があります。少し高値にはなりますがアマゾンにも売っていますので、手っ取り早くほしいときは良いですね。

iFlashのSDカードアダプターは3種類あります。

  • iFlash – Solo(SDカード1枚用)
  •  iFlash – Dual(SDカード2枚用)
  • iFlash – Quad(SDカード4枚用)

▽公式ページはこちら

https://www.iflash.xyz/

僕は、4枚用のiFlash – Quadを購入しました。

iFlash

SDカードの相性

公式ページ(https://www.iflash.xyz/)によると、下記のSDカードが最もiFlashに使われているものだそうです。つまり相性の良いカードってことですね。

64Gb microSDXC UHS-I Samsung EVO

64Gb microSDXC UHS-I Sandisk Ultra

128Gb Patriot LX Series MicroSDXC UHS-I

128Gb MicroSDXC UHS-I (U1) PNY Elite (P-SDU128U185EL-GE)

128Gb microSDXC UHS-I Samsung EVO

128Gb MicroSD UHS-I (U3) Samsung EVO 100MB/s

128Gb microSDXC UHS-I Sandisk Ultra

128Gb microSDXC UHS-I Toshiba Exceria

200Gb MicroSD UHS-I (U1) SanDisk Ultra

200Gb A1 MicroSD UHS-I (U1) SanDisk Ultra

256GB MicroSD UHS-I (U3) Samsung EVO

400Gb A1 MicroSD UHS-I (U1) Sandisk Ultra

ここに記載されていないSDカードでも、iFlashに使えるかもしれませんので、試してみることをオススメします。

試すときはSDカードが使えなかったときを想定して、ipodの蓋は開けっ放しにしておくように!

蓋を閉めると、また分解するのが大変ですので…

 

ipod classicは世代によって使用できる最大容量が違う

SDカードを沢山仕込んで大容量にしてやるぜ!  と思った方、ちょっと待ってください。

 

iPod Classicには世代によって搭載できる容量に違いがあるようです。

公式HP(https://www.iflash.xyz)に記載があるのでまとめますと

  • SDカード容量が最大128GB – 第6世代、第6.5世代
  • SDカード容量に制限なし – 第5世代、第5.5世代、第7世代、第7.5世代

 

SDカード容量が最大128GBの第6・6.5世代を改造するなら、SDカード1枚挿しのiFlash – soloを購入し、128GBのSDカードを使用するのが一番安く仕上がります。

 

僕の最大のミスは、手持ちのipodが第6世代なのに、iFlash – Quadを買ってしまったこと…

最大128GBで頭打ちするから、4枚もSDカードは使用しませんでした。

 

iPod ClassicにiFlashを取り付ける

最大の難所はiPod Classicの蓋を開けるところ

ここは覚悟してください!蓋がめちゃくちゃ硬い!

壊れてもいいやっていう勢いでやらないと本当にビクともしません!

ようやくこじ開けることができた頃には、外装はキズだらけになっていました。

ipod中身

 

写真左上の青い部分がバッテリー。

右のスポンジでカバーされている物がHDD。

これらをせっせと取り替えていくだけです。

 

詳しい交換方法は、iFlash公式ページの中に写真付きで記載されています。

https://www.iflash.xyz/

 

バッテリーもついでに交換

バッテリーは楽天で買いました。

純正よりは容量の大きなバッテリーにしました。

 

無事に交換完了

ipod

ipod

※交換後の中の写真は撮り忘れてありません…

 

どうです!この貫禄!

ボロボロ具合をレトロと思って頂けると幸いです。

 

動作は良好。同期もバッチリ。

バッテリーの持ちも申し分なし。全然減りません。

 

さいごに

この改造にはお金がかかるし、iPod本体やパーツの作りが繊細なため、交換のときに壊す可能性が十分あります。正直オススメできません。

しかもiPod Classicは妙にプレミアが付いていて、もはや嗜好品。

 

相当こだわりがあってiPod Classicを使いたいという方は改造に挑戦してもいいかもしれませんが、くれぐれも改造は自己責任でお願いします!

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