SONY α6400に常用のレンズをずっと探していて、納得いくレンズにとうとう行き着いてしまった。
それが「SEL1655G」である。
SEL1655Gは焦点距離16mm-55mmをカバーしていて、どの焦点距離でもF2.8から使える便利なズームレンズだ。
この記事では、「SEL1655G」のレビューを書いていく。
SEL1655Gは焦点距離がちょうどいい
単焦点レンズとして使いやすいとされている焦点距離は16mm、30mm、50mmなど。
SEL1655Gはこれら焦点距離をカバーしているから使いやすい!
実際にどんな画角になるか、下の写真を見てもらいたい。
この写真は、同じ位置に立って焦点距離を変えながら撮影した。
かなり画角が変わっていることがわかってもらえるだろう。
16~55mmというのは、とにかく使いやすい画角である。
SEL1655Gは使いやすい焦点距離をカバーしながら、F2.8という明るいレンズであるため、かなり使い勝手が良い。
単焦点3本分と考えると、10万を超えるSEL1655Gもありだなと思い、今回購入に至った。
SEL1655Gの外観・付属品
前後のレンズキャップにレンズフード、そしてソフトケースが付属でついてくる。
全長はおおよそ10cm。
望遠側にすると最大で14cmほどになる。
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- 焦点距離:16-55mm(35mm判換算:24-82.5mm)
- 最短撮影距離:0.33m
- 開放絞り:F2.8
- 最小絞り:F22
- 絞り羽根:9枚
- フィルター径:φ67mm
- 大きさ:最大径φ73mm、全長100mm
- 質量:約494g
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レンズフードをつけると、全長はだいたい13cmになった。
レンズフードの形状が、自立するように設計されているらしい。
たしかに自立はするが不安定だから、このように置くことは避けるようにしたい。
SEL1655Gの外装は高級感がある
SEL1655Gの外装がつや消しのブラックなんだけど、これがめちゃくちゃかっこいい!
マットな質感がα6400と同じで、一体感バツグン。最高。
SEL1655Gの作例を紹介
F2.8だから単焦点で撮ったようなボケ感が出せる。
写真の解像度も高くて、雨の質感がキレイに撮れた。
SONY α6400は高感度に強くてノイズがあまり目立たないから、夜でも十分使える。
RAW現像でモノクロ写真にしてみてもいい感じ。
雨で路面が濡れている雰囲気がよく伝わる。
どの焦点距離にしてもF値が変わらないのは本当に使いやすい。
SEL1655Gの気になるところ
APS-Cレンズにしては重い
a6400は小型だからグリップがしづらく、多少重く感じる。
よりグリップさせるためには、ストラップを使うか、6600などのグリップしやすい機種であれば、安定して重みを感じづらくなるはず。
重いといっても、SEL1655Gとa6400の組み合わせは979gであり、1kgは切っていてるから十分軽い部類だ。
値段が高い(定価13万)
この値段が出せるのなら、それなりのフルサイズのレンズが買えてしまう。
APS-Cを使う利点はコンパクトさと値段の手軽さだと思うから、値段が高いのは悩みどころである。
SEL1655Gまとめ
SEL1655Gは軽量でありながら、どの焦点距離でもF2.8という明るいレンズなので、普段使いにちょうど良い。
値段は高いし、APS-Cにしては大きめのレンズだし、やっぱり高いし…(笑)
でもその欠点を補えるほどの性能は十分にあると感じた。
SEL1655GはAPS-C用カメラのズームレンズとして、とてもおすすめしたい1本である。