リュック・バックパックを使っているときにいつも気になるのが「ショルダーベルト」の緩みだ。
電車移動のときは全面に持ってきたり、普通に背負い直ししたりすることで、次第に片側だけベルトが伸びるということがよくある。
毎回ベルトを調整するのも面倒だし、なにかいい方法がないかなと思ったとき、モンベルでめちゃくちゃいい商品を見つけてしまった。
それは「テープクリップ」という商品だ。
テープクリップを使えば、ベルトを固定するだけでなく、余って邪魔になっているヒモもまとめることができる!
この記事では「テープクリップ」を使ったベルトの固定方法を書いていく。
テープクリップの本来の使いみち
テープクリップはモンベルで売られている商品で、本来の使い方は「バッグの余ったベルトをまとめるためのもの」である。
ベルトをまとめるだけのものだから、ベルトを固定するまでの保持力はそこまで強くない。
使い方は下図のように、ベルトに引っ掛けて固定するだけである。
本来の方法でリュックに取り付けると、このような外観となる。
この状態だとクリップの保持力はそこまでないから、ベルトが引っ張られると普通に伸びてくる。
今回はこのクリップを使って、無理やりベルトを固定させようということ。本来の使い方からは逸れているので、クリップが破損しても責任は持てない!
テープクリップを使ってベルトを固定する
どうやって保持力のないテープクリップに保持力をもたせるのかというと、本来のベルトと余っているベルト2本を同じスペースに挟み込み保持力をアップさせる、という単純なもの。
どういうことかというと、この写真をみてもらえるとわかりやすい。
2本をまとめて挟むことで、かなり保持力がアップする。ただし2本まとめて挟むには、ベルトの厚みがそれなりに薄いものでないといけない。
厚めのベルトだったら、テープクリップを本来の方法ではめるだけで、それなりに保持してくれる。
2本ベルトを挟むのが意外とむずかしい
2本ベルトを挟むには、写真のようにずらしながらはめる必要がある。
これが意外とむずかしい!
壊れるのを覚悟でずらせばうまくいくはず。ここはがんばるしかない・・・
テープクリップは4種類あり(20,25,30,38mm)
テープクリップはベルトの幅により、4種類から選ぶことができる。
サイズは20mm,25mm,30mm,38mmから手持ちのベルトにちょうどよいものを選ぼう。
さいごに
ずっと悩んでいたベルトの伸び問題だが、200円もかからずに解決してしまった。しかも余っているベルトも一緒に束ねられるから、一石二鳥である。
ちなみにテープクリップはモンベルの店舗で、比較的カンタンに買える。
アマゾンなどでは送料が上乗せされてあまり安くないから、実店舗で買うことをおすすめしたい。