Rakuten UN-LIMITを契約したので、大阪市内で楽天の専用回線がどの程度スピードが出るのか試してみた。
端末はRakuten Miniを使用。
-
-
楽天回線の速度は大手キャリアに匹敵!Rakuten UN-LIMITレビュー
続きを見る
目次
Rakuten UN-LIMITは月額2980円で回線使い放題
楽天モバイルが運営しているRakuten UN-LIMITには複雑なプランがなくて、月額2980円のプランのみというとても分かりやすい設定となっている。
楽天回線であれば使い放題だし、パートナー回線使用時でも5GB/月まで使えるというのはとても魅力的。
パートナー回線とは
楽天回線が繋がらない場所では、パートナー回線に自動的に切り替わる。
国内のパートナー回線にはau回線が使われている。
Rakuten UN-LIMITのオープニングキャンペーンとして、1年間利用料金無料というとんでもないものが実施されている。
違約金はとくにないし、楽天回線をお試しで使ってみるにはとても良い機会だと思う。

大阪市内の楽天回線エリア(2020年4月時点)
画像ではわかりにくいが、楽天回線エリアが濃いピンク、パートナーエリア(auなど)が薄いピンクで表示されている。
この画像から、楽天回線は大阪市内をほぼ網羅している状況がわかる。
これからは、基地局がどんどんと増えて、楽天回線エリアが広がっていくことが予想できる。
ここで一番気になるのは、楽天回線エリア内であれば快適に楽天回線に繋がるのかという点だろう。
自宅が大阪市内なので、家の中でどれほど楽天回線をつかめるのか確認してみた。
楽天回線エリアでの使用感・スピード
楽天回線エリア内にある自宅のマンションは、問題なく楽天回線が入った。
回線速度を測定してみると下りは「20~50Mbps」、上りは「20〜30Mbps」ぐらいは出ていた。
これだけ速度が出ていれば高速と言えるだろう。
室内でも問題なく入るし、楽天回線エリア内にお住まいの方には、楽天UN-LIMITはおすすめと言える。
大手キャリアと速度比較
ソフトバンク回線を使用しているiPhone11Proと、Rakuten UN-LIMITのRakuten Miniで速度比較を行った。
測定の度に結果がかなり変わるが、概ねどちらも大差のないスピードであることが分かった。
今後、楽天ユーザーが増えれば変わるかもしれないが、2020年4月時点では3大キャリアと変わらないスピードが出ている。

高速通信可能だからWiMAX代わりになる
回線速度が下りは「20~50Mbps」、上りは「20〜30Mbps」ぐらいで十分高速だということが分かった。
Rakuten Miniなどのテザリングができる端末を使用すれば、WiMAXよりも月額費用を抑えられて、しかも楽天回線使い放題、違約金なしというお得感満載のプランと言える。
Rakuten UN-LIMIT | 一般的なWiMAX | |
月額費用 | 2980円 | 3000~5000円程度 |
下り回線速度 | 実測20~50Mbps | 100Mbps以上(機種による) |
違約金 | なし | あり(更新月はなし) |
楽天UN-LIMITはeSIM単独で契約できない
eSIMは物理カードを持たないSIMでとても便利である。
Rakuten UN-LIMITにはeSIMの選択肢があるにはあるが、eSIM単独で契約しようと思うと少しやっかいだ。
eSIMを単独で契約するには、具体的に以下の2種類手順がある。
- Rakuten MiniとeSIMをセット購入する
- 物理SIMで契約→適当な端末でアクティベート→eSIMに変更手続き
2の方法ではeSIMに変更手続きするときに、事務手数料3000円が余計にかかってしまう。
Rakuten UN-LIMITまとめ
Rakuten UN-LIMITは楽天回線エリア内で活動している方であれば、とてもおすすめできるキャリアと言える。
ただし、現在楽天には問い合わせが殺到しているようで、窓口に電話しても繋がるまで1時間近く待たされることもある。
SIMの交換や設定に自信がなければ、Rakuten UN-LIMITを契約するのは待った方が良いかもしれない。
